湘南パグ屋〜犬漫画ブログ〜

パグのダリちゃんと過ごすゆるい毎日

パグを飼って5年経って分かったパグと暮らすということ

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先日、愛犬のパグのダリルが5歳になりました。

一緒に暮らしはじめて5年も経ったんだなぁ…大きく育って元気でいてくれて嬉しいなぁ…という感慨深い気持ちに…。

最初は初めての室内犬、初めてのパグ、ということで分からないことや不安なこともたくさんありましたし、今でもやはり病気や怪我、誤飲などのトラブルで冷や冷やすることはあります。

 

ただ、パグという特徴から事前に対応するものや生活の工夫で慣れてきたことも出てきたので「これからパグを飼ってみたいな」という方の参考になれば…という気持ちでこの記事を書いてみようと思います。

 

パグは陽気で人懐こい性格・素直…かつ頑固!

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性格はとても温厚でおっとりしていて、飼いやすいな…と思うポイントベストワンがこれだと思います。

 

そして、とにかく「人が好き」!

もともと中国の宮廷の愛玩犬として生まれた犬種だからでしょうか。他のパグ飼いの方も人懐っこさや性格の穏やかさを特徴に挙げる人ばかりです。

外出先でパグちゃんを見つけたら声をかけて撫でさせてもらったりすることがありますが、これまでほぼ全てのパグちゃんは大喜び。

「うちの子撫でられるのが好きで」

というパグ飼いさんばかりでした。

うちのパグ(ダリル)も人が大好きです。特に女の人は優しくしてくれる人が多いからか大好きですね。

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犬はちょっと苦手…。ですがこれは子犬の頃の飼育環境によるものだと思います。

ただ「おとなしい」ともちょっと違っていて、家の中で遊ぶ時は活発です。

外出した時に人に向かって吠える、攻撃的になって飛びかかるといったことはうちの場合は一切ありませんでした。知り合いに会えたのが嬉しくて駆け寄る、とかはありますが、人に向けて牙を剥いて怒るということは今までありません(そうならないよう安全性に普段から気を付けているというのももちろんあります)。

人懐こいので病院に行くのも楽。お出かけしやすい

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家ではべったりの甘えん坊

人に対して好意的なので、やはりお出かけはしやすいです。

特に動物病院ではいいこでいてくれるので補助手間がかからなくて助かります。

診察は嫌みたいですが、獣医さんや看護師さん、他の飼い主さんが可愛がってくれるので楽しいところ、と思っているようで、嫌がったり暴れたり吠えたりしたことはありません。

(診察に不服で怒っても私に対してだけです😇)

 

うちのパグの病院での漫画はこちら!

pug-ya.hatenablog.com

 

※個体差はあるかもしれません。先生が優しく、いい病院にかかっているのもあると思います

頑固になる時=食べ物が絡んだ時!

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くつろいでいる時の表情や仕草は「小さいおっちゃんかな?」と思うような愛嬌がたっぷり。

しかし、普段がまったり、おっとりしている反面、食べ物への執着は凄まじいです。

ここだけは絶対に譲りません。

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食べ物を前にすると顔色?目の色が変わる…。

「ウー!」という唸り声を上げる時は、食べ物を取られそうになった時だけです。

と言ってもご飯を取り上げるということは基本的にありませんよね。

ではどういう時か。

食べてはいけないものを誤飲しそうになった時です。

そういう時だけ「ウー」と唸り声をあげます。

普段「ブー」とか「フガフガ」なので「犬みたいな声上げてる!」と私でもびっくりします。

でも引っ張ったら余計に深く噛むので、大好物のおやつ(ささみやジャーキー)をチラつかせて、そっちに目が行ったタイミングで取り上げます。

こういう時は「頑固だなあ」と思ったりします。

 

総評して贔屓目が入ってはいますが性格面で言うとパグは「飼いやすい」犬と言いたいです!

短鼻種ゆえの特別な環境対応は必要・特に暑さに注意!

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パグやブルドッグ、フレンチブル等「ぺちゃ鼻」に共通するのが「体温調整が下手で暑さに弱い」という点です。

なので、夏場…というか6月の梅雨あたりの湿度が高くなってきた頃〜9月中ごろくらいまでは冷房24時間稼働になります。

人間は汗をかくので扇風機なんかでも涼しさを感じられますが、犬は発汗しないので扇風機だけでは無理です。

※地域差はあると思いますが、28度近くになるとうちは湿度が高いのもあってもうダメです。ちなみに湘南エリアです。

夏場の散歩は早朝か日が落ちてから。早めに切り上げ

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そういうわけで夏場の散歩は軽く…日が出てない時間におトイレを済ます程度です。

もともと激しい運動量が必要な犬種ではないので、家の中でおもちゃでたくさん遊んであげるので大丈夫だったりします。

とにかく暑い中外に数分いただけでゲヘゲヘが止まらなくなるし、熱中症になりやすい犬種なのでここは1番気を付けています。

耳・鼻周りはお手入れが必要

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鼻が引っ込んでいてシワがあるので、お手入れは必須です。

またパグは全般的に皮膚が弱いようで、鼻周り(口周りも)、耳はかぶれたりすることが結構あります。

うちが病院に行く理由の半分は大体耳の消毒・お掃除だったりします。

垂れ耳なので雨が続いたりすると耳垢に雑菌が増えて痒くなってしまうようです。

痒がって顔を擦り付けていたら…

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抜け毛もすごいので換毛機はブラッシング必須。

顔が痒い、にはうちの場合2つ原因があって、鼻が痒いか、耳の奥が痒いかのどちらか。

鼻のシワ拭きは朝、晩のご飯のあとの毎日の日課となりました。

最初の頃はネットでみたホウ酸水を作って顔を拭いていましたが、徐々に合わなくなってきたので病院で処方された拭き取り液とコットンを使って顔を拭いています。

 

毎日手入れしていても痒がる時は大体耳の中が汚れているので病院に行って耳掃除をして薬をいれてもらいます。ひどい時はただれて耳の穴が狭くなっている時もありました。

こういう時は3週間くらい週一で病院に通います

痒くて後ろ足でカイカイしていると、たまに爪で目を傷つけたりしてしまうので…。

耳の状態はこまめにチェックしてあげたほうがいいと思います。

ブリーダーを通してお迎えしました

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子犬の頃は一瞬で過ぎ去る…貴重な可愛さ

さて、ここから「じゃあパグを飼うにはどうしたらいいの?」の具体的な話です。

うちはネットでブリーダーサイトから探して出会いました。

里親も一通り探してみたのですが、パグはパグ飼いのマニアの方が多いらしく里親が見つかるのがすごく早くてタイミングが合いませんでした。

栃木のブリーダーさんの家まで3時間かけて見に行き、ダリルとはそこで出会いました。

どれくらい大きくなる?

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親を見るとどれくらいの大きさになるか分かる、と聞いていたので親犬どちらも見ましたが、父親は今のダリルより大きかった気がします。おそらく10kg超えているのでは…。

ちなみダリルは9.3kg前後で結構大きなほうです。

これまで街で出会ったパグは話を聞く6〜8kg前後の子が多かったです。女の子は小さめな子が多かったですね。

体長の割りにがっしり体型で、太りやすい犬種なので大人になってからはご飯の量は計量しています。

子犬の頃は獣医さんに「食べるのをやめるまでお腹いっぱいに食べさせてあげなさい」と言われていたのでそうしていました。

子犬をお迎えする時に用意したもの

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・ゲージ

・ご飯皿

・吊り下げ式のお水ホルダー(子犬の頃は皿をひっくり返してしまうため)

・トイレトレーとトイレシート

・ベッド

・おもちゃ

・ペットフード(医者が推奨するメーカーのもの)

 

子犬の頃はほぼ寝ているので、お迎え時点ではこれだけあれば十分です。あとから徐々にブラッシング道具など揃えていくことになります。

ペットフードはメーカーに注意

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フードは親戚が勧めてくれたものを買っていたのですが、初めて獣医さんに行った時に、フードのメーカーを聞かれて正確な名前が分からなくて恥ずかしい思いをしました…。

そこで、「ペットフードは食いつき良くするために成分的に良くないものがある」という話を聞き、それ以来獣医さんが推薦する数種類のメーカーのものだけ選んでいます。

 

うちは当初、獣医さん推薦のアボ・ダームにしていました。

アボ・ダーム (AVODERM) ドッグフード オリジナルチキン 2kg
 

 今は腎臓の機能の関係で別の腎臓機能の働きをサポートするフードにしています。

食べるものはおやつも含めて健康にダイレクトに影響するので獣医さんのアドバイスを良く聞いたほうがいいと思います。

気になる値段は…

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うちは予防接種1回済、18万でお迎えしました。

なんだか最近ネットで見てみましたが倍くらいしますね。どうなんでしょうか。

ペットショップなんかだともっと高かったりします。

値段が全てではないですが…あまりに高いとちょっと大丈夫かななんて思ったりもします。

うちのブリーダーさんは、大邸宅でお金目的というより「犬が好きだからブリーダーしています」という感じのお宅でした。

犬舎も清潔で犬たちも生き生きしていました。

子犬の親犬や生育環境が見られるのはブリーダーのいいところではないでしょうか。

犬と一緒に飼い主も育つ

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トイレトレーニング、噛み癖の直し、しつけ…。

子犬の頃ははやはり何かと大変でした。

特にトイレ関係のおしっこは根気よくトレーニングする必要があります。布団の上に粗相、なんかも何度でもあります。

でも上手にできたらしっかり褒めたり、洗濯しやすい環境にしたりと、犬と暮らす生活に人間の方も適応していけばいいだけです。

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子犬が初めて散歩に出た時、犬のお友達ができた時、初めてお留守番をさせる時…犬と一緒に喜んだり不安になったり…それは犬が成長していく上でこの上ない喜びだと思います。

 

忙しくて出張が多い日は寂しい思いをさせました。でもダリルの寂しい顔を見るのがいやで働き方を変えて一緒にいられる時間を増やしました。

犬の人生は人間ほど長くはないので…少しでも一緒にいられる時間を長くしたいのです。

毎日ダリルと一緒にいられる今、とても幸せです。

 

これから犬を飼おうと考えている方でこのブログにたどり着いたという方は、きっと犬の飼い方を真剣に考えて責任を持って飼おうとしてくださっている人だと思います。

犬と共に豊かな人生を歩まれることを祈っています。

 

このブログは、犬との楽しい毎日を漫画で紹介してしています。

よかったら他の記事も読んでみてくださいね。

 

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